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  • 2008-06-26 (木)
  • CD

ナツメグ / コットンソフト

+ 製品情報
ブランド : コットンソフト
発売日 : 2007/2/2
シナリオ : 木緒なち・やなちぃ他
原画 : 司ゆうき
+ シナリオ・構成 : B+

シナリオは、ほとり>>由佳子=円=セリス>>実梨 の順に良かったかな。 ほとりに関しては、最初の印象が「サブヒロインのおまけキャラ」だったので、あのシナリオは予想もしていなかった。このシナリオだけ泣きました。主人公がほとりのことを忘れていってしまう過程で涙が…。ラスト主人公が年を重ねる毎に、「もしやこのまま…」と思ったけど、ちゃんとHAPPYENDで終わらせてくれてホッとしました。シナリオ担当は木緒さん、やはり良い文章書きます。

ほとりとは対照的にイマイチだったのが実梨シナリオ。キャラが好きだっただけにこれは残念でした。もっと別な形で結ばれて欲しかったなぁ。その他のシナリオに関しては可もなく不可もなくといったところだけど、キャラ毎に個性があって結構楽しめたかな(特にセリス)。ただ、終わってみるとほとりシナリオが別格だったんで、他ヒロインのシナリオがどうしても霞んでしまうなぁ。

+ テキスト : A

それぞれキャラが立ってるので会話が中々面白いです。特にシゲオの言動は笑えるww

+ グラフィック : A+

グラフィックに関してはキレイでレベル高いです。背景や小物も丁寧に描かれていたと思います。全般的に明るめですね~。

+ 音楽 : A+

音楽はゲームに合っていてかなり良い感じ。夏ゲーだけあって夏の雰囲気を味わえる楽曲です。歌曲はまぁまぁかなぁ、でも外注先を見るとこのゲームにかけるスタッフの意気込みが伝わってきますね。

+ システム・演出 : B+

システムはいたって普通で標準機能搭載。だがしかし微妙にバグがあり、全画面表示だと描写移行時に画面が切れることがあったのが残念。システムロゴとかは素敵な感じで、「サナララ」同様、木緒さんのマルチっぷりを改めて認識。

+ 総評 : 81点

コットンソフトの1作目、王道学園ストーリー。日常会話がなかなか面白く、テンポ良く読み進めることができました。主人公の友人シゲオの存在がゲームを飽きさせないw

その日のイベントを部活と称してプレイヤーが選ぶ形式はアイデアとしては斬新だけど2周目、3周目となるとどうしても作業扱いとなって存在意義が薄くなってしまった感が…

シナリオはほとり、これに尽きる。これが無ければ単なるシゲオゲーだったww。まぁストレスなしにサクッとプレイできたことは評価に値すると思います。

narcissu SIDE 2nd / ステージ☆なな

+ 製品情報
ブランド : ステージ☆なな
発売日 : 2007/5/27
シナリオ : 片岡とも
原画 : ごとP
+ シナリオ・構成 : S

期待以上の出来で素晴らしい。キリスト教系の大学によるボランティア、キリスト教病院のホスピス等、実際にあるものを設定として上手に使っていると思います。登場人物の間にある繋がりもまた素晴らしいです。

姫子さんと女の子の回想の入れ方も絶妙でヤマでは号泣しました。そう、奇跡なんか実際は起きないんですよね…

シナリオに関しては本当に言葉では言い表せないのであまり語れませんごめんなさい。プレイしてください。プレイ後はしばらく( ゚Д゚)状態になります。

+ テキスト : S

無駄なテキスト等一切無し。シンプルであるが故に言葉の一つ一つが重い。胸に響く 数々の台詞、忘れずにいたいです。

姫子さんのセツミへの問い掛けの1つに「親しい人 の死を傍で看取るのと、自分の知らないうちに死んでるのとどちらが良い?」というのがあり ました。この台詞は今までの経験と重なってかなりドキリとさせられました。

+ グラフィック : -

背景とイメージカットのみなので評価対象外かな。ただそのイメージカットの使い方 が絶妙。特に屋上で女の子が姫子さんの為に祈るシーン。挿入時の効果も素晴らしい。すでに ボロ泣きしてたところに追い討ちかけられました。・゚・(ノд`)・゚・。

+ 音楽 : S

捨て曲一切無し。全曲高クオリティ。DL版で気に入った方は是非ともプレス版を購入 することをお薦めします。簡易サントラ付(といっても22曲も収録)でたった1000円なんて安すぎますよ。

BGMはねこねこソフトの作品中で使われた曲をアレンジされたものもあり、これがまた絶妙 にマッチしてるんですよね~。「ラムネ」や「夕化粧」、そして自分が特に大好きな「スカー レット」。やはり名曲は名曲だなぁなんて思ったり。

もちろん新規楽曲も全て素晴らしい。クラシックギターとピアノの絡みをメインに、そし てストリングスで曲の厚みを出す…そのバランスが秀逸で個人的に超ツボな曲ばかりです。「 誰が為に」と「夕立空」は特にお気に入りです。ギターソロが心の琴線に触れます。

テーマ曲はeufoniusによる「ナルキッソス」ですが、これは彼らのアルバム「Σ」に収録 されていて既に何度も聴いている曲でした。初めて聴いたときもその優しい旋律に感動したの ですが、プレイ後に改めて歌詞を読みながら聴くとその歌詞の意味が胸に響き、涙が出てしま いました。この作品に相応しい本当に素晴らしい曲だと思います。

+ システム・演出 : A

Nスク。特に問題無し。難点はフォントがやや小さいことくらいかな。

+ 総評 : 95点

感覚が先行し過ぎて、なんて言って良いのかわからないというのが率直な感想。いや 、ほんとに言葉では言い表せないこの感じ。以下そのよくわからない状態のまま書きます(ぇ。

片岡ともさんは「泣かせゲーになることを危惧しながら作った」と語られてましたが 、自分は前作と同じか、それ以上に泣きました。セツミや姫子さんの境遇を客観視し、その上 での涙。それは、自分を登場人物に重ねながら泣いてしまったのではなく、その閉ざされてし まった未来、抗うことができない運命に対する切なさ・悲しさから涙が溢れました。

前作をプレイした後に、日本におけるホスピスの設置数は少ないということを知りました 。しかし、ホスピスでケアを受けていなくても死期が迫っている人は大勢いるでしょう。もし 自分がその中の1人になってしまったら親族、友人に対して果たしてどのように振る舞えるだ ろうか?もしくはその逆に残される側になったら?実際の立場になってみないとそれはわかり ませんが、それは非常に辛くて難しいことでしょう。

この作品をプレイして、本当にいろんなことを感じました。今現在、自分がどれだけ幸せ な環境で生きているかを感じたのもその1つです。この作品をプレイして、何を感じたかは人それ ぞれだと思いますが、自分はこの胸に感じたことを忘れずに日々を過ごしていければいいなぁと思います。

君が主で執事が俺で / みなとそふと

+ 製品情報
ブランド : みなとそふと
発売日 : 2007/5/26
シナリオ : タカヒロ
原画 : 白猫参謀
+ シナリオ・構成 : A

ちょっと厚みが足りないかな、というのがプレイ後の正直な感想。そして恋愛に発展 するのがどのシナリオもやや不自然。主と執事との恋愛というよりも、むしろ奉仕の延長で結 ばれる形になっているのがちょっと不満でした。まぁ恐らくそれが狙いなのだろうかとは思い ますが、恋愛的な要素が少ないとなかなか感情移入はできませんよね。

まぁその中でも森羅様だけは質・ボリュームともに良かったと思います。ヤマもしっかりしてました。錬が中々の男を見せた し、夢との一件に関してはちょっとクるものもありました。

しかしまぁこれで評価を「A」にするのはちょっと甘いですかね^^;

+ テキスト : S

シナリオの評価を十二分に補ってくれるのがこのテキスト。どのルートにおいても最 高レベル。やはりゲームを進める上で「楽しさ」は重要だと改めて思いました。登場人物全て個性的でそれぞれどこかぶっ飛んでいて、彼女達との日常は堪らなく楽しいのです。また、サブキャラである大佐がいい味を出していて、彼が出てくるだけで面白いことを期待してしまいます。

更にタカヒロ氏のテキストではもはや定番となっているパロディネタ。これがまたこちらのツボを的確に突いてくる。ジャンプネタが多めですかねぇ。知っているネタがくると思わず笑ってしまいます。特にジョジョは自分が大好きな漫画なので、ネタが来る度に反応してましたw

あとは声優さんかな。皆さん演技上手いです。まぁ専門家ではないのでたいしたことは言えませんが会話のテンポのよさはテキストだけじゃ表現できませんしね。それぞれのキャラの個性を上手く表現できたのではないでしょうか。自分が特に凄いと思ったのは夢の声優さんかな。あんな風にちょっとズレてる感じにしゃべるのは難しそうです。

+ グラフィック : A

原画は「姉しよシリーズ」と「つよきす」同様、白猫参謀氏ですね。作風は好みによ るかなぁ。いわゆる萌え系ではないです。しかしタカヒロ氏のテキストにはこの方の絵が合っ てる、というかそれ以外に想像できませんw。

塗りに関してはスタッフが少ないのに良く頑張ったなぁと。

+ 音楽 : A

歌曲は標準かな。挿入歌のタイミングは微妙なところもありましたが、まぁ良かったんじゃないでしょうか。 まぁ歌曲に比べてBGMの数がちょっと少ないかな。まぁシーンが目まぐるしく変化するような ゲームではないので当たり前かもしれませんが。

+ システム・演出 : A+

いたって標準です。選択肢が少ないので余分な機能(一つ前の選択肢に戻る等)はい りませんし…。「台詞中にクリックしてもボイス継続」は自分的に好きな機能なのでちょっと 評価あげますね^^

演出や特殊効果は少なかったです。

+ 総評 : 88点

シナリオに関してはちょっと期待し過ぎたこともあってか微妙な評価となりました。実際は85点くらいを付けようと思っていましたが「期待し過ぎてちょっとがっかり感」に対する補正をかけてこの点数としました。しかし「つよきす」ではもうちょっとシナリオに厚みがあった気がするんだけどなぁ…やっぱ前作が名作だとどうしても比べてしまいますね。

だがしかしテキストではタカヒロ節が健在!ゲーム中に何度笑ったことか。キャラもやけに濃いし。特に大佐!このキャラはやばかった。いろんな意味でやばかった。自分にもあのスペシャルさを分けて欲しい位。

まぁこのテキストを味わえただけでプレイした価値がありました。次回作もぶっ飛んだのを期待してますよ!

君が主で執事が俺で / みなとそふと

  • 2007-05-26 (土)
  • Game

StarTrain / mixed-up

+ 製品情報
ブランド : mixed-up
発売日 : 2006/9/22
シナリオ : 七烏未奏
原画 : やすゆき
+ シナリオ・構成 : A+

どのシナリオも良かったけど特に奏シナリオ・七美シナリオが良かったかな。奏シナリオに関しては司(主人公)が奈美と付き合う前も後も司をずっと好きでいた唯一のヒロインってことでこの作品のメインと言っても良いと思う。いつの間にか奏を応援し、奏の「好き」が報われたとき、それまでの過程を思い出して泣きました。

七美シナリオに関しては、七美と名が付いているけど、これはStarTRainシナリオと言っても良いのではないかと。製作者側がプレイヤーへ伝えたいことがこのシナリオにある、ということが感じられました。このシナリオでの奏の立ち位置は他ヒロインと異なり、司のことを友人以上の目で見ています。七美との別れにより苦しむ司を見守り続ける奏の姿が切なくて印象的でした。そして、「私じゃ司の恋人にはなれなかったのかな?」と問いかけるシーンで涙が溢れました。つか死んだ。マジ切ないです。こんないい子泣かせてんじゃねーよバカ氏ね。

ラストシーンでの司は奏の再度の告白になんと答えたのでしょうか?自分は奏の今までの言動・行動が司の気持ちを動かしたと信じてます。司はこの世界が綺麗に見え始めたのでしょうか?自分がそう思えるにはまだ時間がかかりそうですwwとりあえず…神様、奏を下さい(ぇ

+ テキスト : A+

自分的には読み易かったです。ただ、司の苦悩(何に悩んでいるのか)が伝わりにくかったことは否定できないかな。司のヘタレっぷりに苛ついたプレイヤーも少なからずいたのではないでしょうか。

日常シーンにおいては友人の大樹と麻衣子や担任の晃の存在が良いアクセントになっていてゲームを飽きさせなかったのが良かったです。

蓬や飛鳥との会話では色々と考えさせられることが多く、本筋のシナリオ以上に印象に残りました。

+ グラフィック : A

同人時代(a profile)からの原画家さんですね。くせがあるので好き嫌いが分かれるかもしれませんが、自分的には問題無しです。いやむしろ好印象でした。表情の描写が上手く、キャラの感情がこちら側に良く伝わってきたので。

+ 音楽 : A+

このブランドは相変わらず音楽が良いです。特に主題歌はいつもこっちのツボを押えてくる。OPの「StarTRain」もEDの「Promised land」も素晴らしい曲です。こんなところでもa2cさんは活躍してるんですね~。

+ システム・演出 : A

UIはシンプルで標準です。特に不満も無し。EDムービーは今まで見たことが無かったタイプで感動しました。

+ 総評 : 87点

mixed upの2作目です。1作目の「夏空少女」がとんでもない地雷ゲーだったが、「今度こそは大丈夫だろう」とメーカーを信じて購入。開始1時間後、ゲームに没頭していた俺がいました。やるじゃん!mixed up!

「別れから始まる恋愛」という珍しい切り口の物語で、キャラの個性が光る、切ないけど暖かいストーリーでした。久々に感情移入できてかなり泣けました。七美シナリオ最後の奏とのシーンは切なさ全開です。奏最高!

次回作にも期待大。mixed upさん頼みますよ~。

彼女たちの流儀 / 130cm

+ 製品情報
ブランド : 130cm
発売日 : 2006/6/23
シナリオ : 西空康誠・まやせろみ・御童魁
原画 : みやま零
+ シナリオ・構成 : A

シナリオの良さは鳥羽莉>>朱音=火乃香>その他でした。というよりも鳥羽莉あってのカノギでしょう。望まずにして不死による永遠を手に入れてしまった鳥羽莉、胡太郎とずっと一緒に居たいのにいずれは時が二人を分かってしまう。その辛さを味わうならばと、胡太郎との距離を遠ざけて過ごす切ない日々。本当は好きなのに心を遠ざけてしまう…

いままでの不可解な態度、その裏に隠れた鳥羽莉の想いを知った時、涙が止め処なく流れました。 文化祭の演劇本番中に二人の想いが重なるというのもロマンチックで泣けました。

+ テキスト : A

Hシーンのテキストのみなんか違和感があった。つかエロいなwwそれ以外はまぁ普通ですね。火乃香との会話が好きです。

+ グラフィック : S

「美麗」という言葉が実にマッチする素敵な絵柄です。作画、塗りともにS級。文句無し。 このゲームをやった後にみやま零さんが好きになりました。

+ 音楽 : S

BGM、歌曲ともにクオリティがかなり高いです。OPムービーとともに流れる「Red -redution revision-」はどう聴いても神曲。OSTで既に聴いてはいましたが、ゲーム中に聴くとその曲の良さも倍増されますね。BGMはゲームの各シーンによく合っていて素晴らしかったです。

+ システム・演出 : A+

Visual artsだからCLANNADみたいなUIかと思いきや、最近のUIで快適でした。

+ 総評 : 84点

fripSideファンなのでOSTである「彼女たちの響」を先に購入しましたwその中に収録されている「Red -redution revision-」と「misery」を聴き、その歌詞を見て本体購入を決意。 歌詞を見るだけで鳥羽莉や胡太郎の切ない心情が伝わってくる素晴らしい歌です。

OSTを聴いてからの購入でしたが、本編が意外に面白かったです。自分的には鳥羽莉シナリオの内容がもう少し濃く、長ければもっと良かったかな。

カタハネ / Tarte

+ 製品情報
ブランド : Tarte
発売日 : 2007/1/26
シナリオ : J-MENT
原画 : 笛
+ シナリオ・構成 : S

このカタハネはシナリオもさることながら、構成が非常に素晴らしいと思いました。登場人物が多いのにも関わらず、1人の視点だけではなく登場人物それぞれの視点で物語を描きながら、ただ1つの結末へと進んで行くことに感心しました。この物語では決まった主役が存在せず、全ての登場人物が主役に足りえる背景を持っています。このことは、物語が進むにつれカタハネという世界が自分の中で加速度的に広がっていったことに繋がっていると思います。

また、物語中盤にこの物語の根幹に関わる過去編(クロハネ編)を挿入することによって「天使の囁き」の真実が明かされ始めるのですが、これを読むことにより現代編(シロハネ編)が一層面白くなりました。過去編(クロハネ編)で描かれる人間模様も複雑で面白く、美しく、そして悲しく、デュアとココの別れではマジ泣きしました。過去編(クロハネ編)の最後の真実は3周目で開放されるのですが、やはりアインとココの別れでココの純粋さとデュアの話が出てきたところで泣きました。ココの声と喋り方がますます涙を誘います。

+ テキスト : A+

はっきりいって序盤はあまり面白くありませんでした。ココが可愛いから読んでた感じ。しかし過去編(クロハネ編)に入って急に面白くなりました。コレって書いてる人同じ?ってくらいに。個人的にココとアインのやり取りが好きでした。マカロン~♪

Hシーンはほとんど百合。こんなに多いのは初めてww

+ グラフィック : A+

「絵本みたい」というのが第一印象。原画は柔らかいタッチでこういったゲームでは珍しいかも。でもこのカタハネという世界に非常にマッチしていて良かったと思います。

背景蝶綺麗!これminoriが書いてるんですね。相変わらずこういう技術は素晴らしい。

+ 音楽 : S

文句の付け所がないです。カタハネの世界観にバッチリです。OP曲の「Alea jacta est !」もムービーと合っていて良い感じ♪やっぱritaさんのハスキーボイスは素敵です。

+ システム・演出 : A+

システム周りはとても丁寧に作りこまれています。マップはあまり使用しませんでしたが…まぁおまけ程度でしょうね。一つ文句を上げるとすればキャラ毎に音量調整ができないこと。というのもワカバの声が他キャラに比べて大きす過ぎwライトと同じ声優さんなのにどうしてここまで音量が違うのだろうか。

演出ではココの動きが可愛かったのが印象的でした。特に手をパタパタさせるトコwあとは3周目のスタッフロールも映画風で良かったです。

+ 総評 : 93点

素晴らしいゲームです。土台がしっかりしているいるので、話が飛んでも安心して見ていられるんですよね。

Tarteのゲームをプレイしたのはこれが最初で最後です、というのもTarteというブランドが無くなってしまったので。カタハネプレイ後の感想として次回作も是非プレイしたいというのもあったので非常に残念です。

いつか、届く、あの空に。 / Lump of sugar

+ 製品情報
ブランド : Lump of sugar
発売日 : 2007/1/26
シナリオ : 朱門優
原画 : 萌木原ふみたけ
+ シナリオ・構成 : A+

「日常から非日常へ」が大好物な自分としてはかなり楽しめたわけですが、全ての謎が明らかにならないまま終わったことが残念。全エンド後に出現するおまけで背景みたいなことは語られるの ですが、 かなり難しくて低脳な自分の頭ではイマイチ理解できませんでしたww これら背景なども含め物語の全貌をゲーム中に語りきることができれば、名作クラスになったと思います。実に惜しいです。

個人的には此芽ルートが無難にまとまっていて好きです。あとはルートによっては報われない(生死に関して)キャラがいたのが悲しかったです。特に傘姉ルートのふたみ(´Д⊂グスン

3人が笑い合うことができるルートが欲しかったなぁ。

+ テキスト : A

為になる引用が多く、特に此芽との会話は非常に楽しめました。 しかし時折読み手が置いていかれるところがあったのが残念かな。 誰が話しているのか解りにくいところも多かったです。

+ グラフィック : A+

問題ないんで特に言うこと無しです。Hシーンは各キャラで1シーンですがテキストに比べてカットが多めな印象を受けました。

+ 音楽 : A

BGMは数が少なく、微妙な曲もいくつかありました。ただし歌曲はかなり良いです。特に榊原ゆいさんが歌う「SHOOTING STAR」。BGMとVo曲で外注先が別々かもしれません。

+ システム・演出 : B+

UIに関して、オート・スキップは右クリで毎回メニューを呼び出さないと操作できないのとホイールで読み進めないのが自分にとって致命的なマイナス点かな。テキストで全画面使うタイプなら、メニューバーが画面端にあってカーソル近接時以外は隠れているってのが理想です。

文字の挿入や特殊効果等、演出は良い方だと思いました。

+ 総評 : 85点

普通の学園物と思いきや、中々読みごたえのある伝奇物でした。つか「ノベル式天体観測シネマNVL」とかいって大嘘JAN!!

中盤以降、続きが気になって気になって一気に終わらせてしまった。自分の中では完全に良作ですね。惜しむらくはゲーム中で全てを語り切れなかったことでしょう。他の部分も直すべき場所を直せばかなり良い作品になったのではないかと思います。

ライターの朱門優さんの次回作に期待!

ナツメグ / コットンソフト

  • 2007-02-02 (金)
  • Game

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